下流(読み)カリュウ

デジタル大辞泉の解説

か‐りゅう〔‐リウ〕【下流】

川の流れていく方。かわしも。また、川の河口に近い部分。⇔上流
社会で、下積みの貧しい階級。下層。⇔上流

しも‐りゅう〔‐リウ〕【下流】

茶道で、藪内(やぶのうち)流のこと。上京(かみぎょう)千家上流(かみりゅう)と呼んだことに対する名。藪内家が下京六条にあったところからいう。

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大辞林 第三版の解説

かりゅう【下流】

川の流れの、河口に近い部分。
その地点から見て水の流れて行く方。川下。 「ダムの-に村がある」
社会的に低い階層。下層。 「近来の小説家の著述にも、-の様を写せしもの頗る多かり/当世書生気質 逍遥

しもりゅう【下流】

茶道で、藪内やぶのうち家のこと。三千家が上京に住んだのに対し、下京に住んだのでいう。

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世界大百科事典内の下流の言及

【藪内剣仲】より

…晩年は京都下長者町に住し,92歳で没した。藪内家は2代真翁紹智(1580‐1655)の代より西本願寺の茶道師家となり,上京の千家の上流(かみりゆう)に対して下流(しもりゆう)(下京に家があったため)と称され,独特の厳しい茶風を誇り,のちに藪内流家元として流勢を伸ばした。【熊倉 功夫】。…

【藪内流】より

…藪内流は,京都西本願寺を背景に栄えたが,その茶法は書院風の古格を最もよく残している。千家が上京(かみぎよう)に屋敷を構えていたので,その茶道を上流(かみりゆう)と称するのに対し,下京(しもぎよう)に屋敷を持っていた藪内流の茶道は下流(しもりゆう)と称された。この屋敷は剣仲の子で2世真翁紹智(1580‐1655)が本願寺の良如上人の知遇を得て寺領の一部を拝領したものであり,ここに流儀の基礎が確立されたといってよい。…

※「下流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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