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パテントスチル パテントスチルpatent still

飲み物がわかる辞典の解説

パテントスチル【patent still】


簡易的な仕組みの連続式蒸留機。◇「パテント」は「特許」の意。1831年アイルランドの酒税監視官であったコフィが特許を取得したもので、連続式蒸留機のさきがけとなった。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

栄養・生化学辞典の解説

パテントスチル

 二塔式の連続アルコール蒸留機.グレインウイスキー製造の際の蒸留に使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典内のパテントスチルの言及

【ウィスキー】より

… 19世紀半ばころまでのスコッチは,こうしたモルトウィスキーの,いわば生一本で,きわめて癖の強い地酒であり,かならずしも広く飲まれてはいなかった。それが現在のような声価を得るようになったのは,パテントスチルと呼ばれる連続式蒸留機によってグレーンウィスキーが量産されるようになった結果である。パテントスチルは,1831年ダブリンのコフィーAeneas Coffeyによって発明されたが,この蒸留機の出現によって,発芽してないオオムギ,ライムギ,エンバク,トウモロコシなどの穀類が,麦芽と混ぜることでそのまま原料として使えるようになった。…

【蒸留酒】より

…したがって,これを連続式蒸留機といい,19世紀にブランデーやウィスキーの蒸留に使われるようになった。すなわち,フランスのアルマニャック式蒸留機とイギリスのコフィが改良したパテントスチルである。後者によって得られるグレーンウィスキーは香味が軽く,これをモルトウィスキーと調合することによって,現在スコッチの主流となったブレンデッドウィスキーがつくられるようになった。…

※「パテントスチル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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