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パトロナ・ハリルの乱 パトロナハリルのらん

世界大百科事典 第2版の解説

パトロナハリルのらん【パトロナ・ハリルの乱】

1718年以後〈チューリップ時代〉と呼ばれたトルコ・イスラム文化の爛熟期を謳歌したオスマン帝国治下のイスタンブールにおいて,インフレに悩まされた小商工民・下層民が,パトロナ・ハリルPatrona Halil(?‐1730)の先導のもとに社会改革を求めて30年に起こした暴動。反乱者側は大宰相イブラヒム・パシャを処刑させ,スルタンを退位させて,一時期イスタンブールを支配したが,改革のための具体的プランをもたなかったために,ハリルらの指導者がオスマン宮廷の奸計によって殺害されると,反乱は短期間で鎮圧された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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