ビフォア・アフター分析(その他表記)before-after analysis

流通用語辞典 「ビフォア・アフター分析」の解説

ビフォア・アフター分析【before-after analysis】

エンド陳列や、クーポン特売など販促効果を分析する一つの方法です。通常、週単位での分析。たとえば、グレープフルーツを、1週間エンド陳列するとします。エンド陳列前の1週間の販売数量(またはPI値)、陳列中1週間の販売数量、陳列をやめた後1週間の販売数量を比較します。エンド陳列前1週間の販売数量が20個、陳列中販売数量が50個、陳列廃止後10個とすると、3週間の販売数量は80個となり、販促をしないとすれば60個が予測され、効果があったと判断できます。販促中30個で、陳列廃止後5個だとすると、3週間の合計は55個となり、効果はなかったといえます。もっとも効果があったと判断できるのは、陳列廃止後、陳列前より販売数量がのびる場合です。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android