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分析 ブンセキ

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デジタル大辞泉の解説

ぶん‐せき【分析】

[名](スル)
複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること。「情勢の―があまい」「事故の原因を―する」
哲学で、複雑な現象・概念などを、それを構成している要素に分けて解明すること。⇔総合
物質の組成を調べ、その成分の種類や量の割合を明らかにすること。

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栄養・生化学辞典の解説

分析

 物質の組成や量,性質などを知るために諸種の手段で解析すること.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

ぶんせき【分析】

( 名 ) スル
ある事柄の内容・性質などを明らかにするため、細かな要素に分けていくこと。 ↔ 総合 「事態を-して対処方針を立てる」
知的活動の過程・方法の一。所与の対象・表象・概念などを、それを構成する部分・要素・条件などに分け入って解明すること。 ↔ 総合
物質に含まれている成分の種類や量を化学的・物理的に求めること。 〔化学用語として「舎密開宗」(1837~47年)に載る。「和英語林集成」(1867年)に訳語として analysis とある〕

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分析
ぶんせき
analysis

物質中にどのような化学種が含まれているか、さらにその成分がどのくらいあるかを解析する諸技法およびそれを行うこと。地球から地球外に至るすべての物質が対象となる。科学技術の諸分野においては、さまざまな物質や材料を取り扱っており、つねにその分析が要求されている。研究分野のみならず、工業生産へ直接結び付いている点も特徴の一つであり、近代科学の進歩や生産性の向上に果たしている役割は計り知れないものがある。分析という概念は、錬金術から医術化学の時代にすでに芽生えているが、科学的思考で分析の基礎を築いたのが新しい元素観を主張したイギリスボイルであり、学問的に体系づけたのは同じイギリスのプリーストリーフランスラボアジエである。分析は元素分析から始まり、現在も超微量成分の分析とその方法の開発へと際限なく続いている。一方、化学および化学技術の発展とともに、あらゆる化学種、さらには化学種が同じでも相が異なるものまでも分析の対象となってきた。すなわち、元素分析の精度を極限まであげたとしてもその物質や材料の特性を明確にすることはできず、そのためには、元素間の結合様式、化合物集合体の集合状態をはじめとするさまざまな情報を得る必要が生じ、これらの分析を行うことを状態分析とよんでいる。状態分析では、物質や材料をあるがままの姿で分析することが必須(ひっす)であり、さまざまな物理あるいは物理化学的分析法が用いられている。さらには、元素分析と状態分析の情報を総合して、材料の物性までを評価するようになり、これをキャラクタリゼーションcharacterizationとよんでいる。化学分析と複数の物理分析とを併用した総合的な分析といえる。[高田健夫]

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