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フェルゲット利得 Fellgett advantage

法則の辞典の解説

フェルゲット利得【Fellgett advantage】

同時測光(すべての波長の光を同時に検出する)の際のSN比の利得をいう.波数σ1 からσ2 までのスペクトル範囲を分解度 ⊿σ で分光測定する場合,そのスペクトル要素の数 mm=(σ2-σ1)/⊿σ で表すことができる.一つのスリットを用いて各スペクトル要素を逐次測定して全スペクトルを測定するのに時間 T が必要ならば,各要素ごとにかけられる時間は T/m となる.このとき検出器雑音が支配的であるならば,SN比はに比例する.

干渉分光法などのように全領域を同時に測光可能だとすると,各スペクトル要素にすべて時間 T をかけることとなるので,SN比はに比例する.したがって,同時測光法では逐次測光法に比べてSN比は倍の向上がみられることになる.これをフェルゲット利得という.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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