コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フェルゲット利得 Fellgett advantage

1件 の用語解説(フェルゲット利得の意味・用語解説を検索)

法則の辞典の解説

フェルゲット利得【Fellgett advantage】

同時測光(すべての波長の光を同時に検出する)の際のSN比の利得をいう.波数σ1 からσ2 までのスペクトル範囲を分解度 ⊿σ で分光測定する場合,そのスペクトル要素の数 mm=(σ2-σ1)/⊿σ で表すことができる.一つのスリットを用いて各スペクトル要素を逐次測定して全スペクトルを測定するのに時間 T が必要ならば,各要素ごとにかけられる時間は T/m となる.このとき検出器雑音が支配的であるならば,SN比はに比例する.

干渉分光法などのように全領域を同時に測光可能だとすると,各スペクトル要素にすべて時間 T をかけることとなるので,SN比はに比例する.したがって,同時測光法では逐次測光法に比べてSN比は倍の向上がみられることになる.これをフェルゲット利得という.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

フェルゲット利得の関連キーワード同時同時録音蛍光測定同時形質導入分光蛍光光度計O・C・O(One cancel Other)アーバック則エマーソン効果(生化学)ブリンクス効果マルクス効果(光物性)

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone