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測光 そっこうphotometry

翻訳|photometry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

測光
そっこう
photometry

光の強さを測定すること。もともとは人間の眼に感じる強さではかっていたが,人間の眼には個人差があり,標準を定めるのが困難であるため近年では物理的な測光計を使用して測定し,強さを表わすにもエネルギー量で表わすことが多い。光度輝度照度光束などを測定するのであるが,測定量の絶対値をはかる絶対測光と,1つの標準量と比較してはかる比較測光がある。また光の強さが波長によって異なるので,同じ波長の光を比較する同色測光,異なる波長の光を比較する異色測光などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

そっこう【測光】

光を測定することであるが,専門的には心理物理量としての光を測定することをいう。英語では,したがってphotometryという特別の単語を使っている。つまり,人間の目にとってどれだけ効果のある光かを測定することであり,当然ながら可視域の光だけが測定の対象になる。赤外線や紫外線に対しての測光というものは本来ありえないのである。この面の照度は何ルクスあるとか,テレビ面画の輝度は何ニトであるとか,あるいはこの光源光度は何カンデラあるとかの測定はすべて測光である。

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大辞林 第三版の解説

そっこう【測光】

光の強さ(光度・輝度・照度など)を測定すること。 「 -器」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

測光
そっこう
photometry

光の量を測定することをいう。光の量として、光度、光束、照度、輝度、光束発散度があり、これらは測光量と称される。測光量は、人の明暗の知覚と波長の関係を調べて標準化した標準比視感度によって評価されるため、測光量を測定する受光の波長に対する応答特性は、標準比視感度にきわめて近似していなければならない。また、目で感じる明るさは瞬間ごとの光の量に関係するので、測光量は単位時間当りの量をもとにする。肉眼により測光することを視感測光、光電池や光電管等の物理受光器で行うことを物理測光というが、現在では物理測光が主である。
 光度、光束の測定では、量の値づけのために高品質の白熱タングステン電球でできた標準電球が用いられる。たとえば、ある光源の光束を測定する場合、球形光束計を用いて光束標準電球の光束値と比較して値づけられる。また、光度の場合は、光度標準電球の光度値により値づけられる。照度、輝度、光束発散度は、それぞれ照度計、輝度計、光束発散度計により測定される。これらの計器が正しい値を示すように値づける、あるいは確認することを校正というが、これには光度既知の光度標準電球(分布温度2856K)が原則的に使用される。[高橋貞雄]
『照明学会編『光の計測マニュアル』(1990・日本理工出版会)』

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