フェーソー運動(読み)フェーソーうんどう(英語表記)Le Faisceau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェーソー運動」の意味・わかりやすい解説

フェーソー運動
フェーソーうんどう
Le Faisceau

フェーソーはファッショ fascio (イタリア語で「束」の意) のフランス語形。フランス最初のファッショ運動。 1925年製本工 G.バロアがイタリアのファシスト運動をまねて結成。 1920年代末には弱体化したが,このなかから 33年「フランシスム」 (M.ビュカール) ,「ソリダリテ・フランセーズ」 (F.コティ) などのフランス・ファッショ運動が生れた。 (→ファシズム )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android