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ベンガル文学 ベンガルぶんがくBengali literature

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベンガル文学
ベンガルぶんがく
Bengali literature

インド亜大陸の東端,西ベンガル,バングラデシュにおけるベンガル語を媒体とする文学。ベンガル文学の上限は,『チャルヤーチャルヤビニシチャヤ』という 12世紀前半のサハジャー派の賛歌集に求められる。 15世紀から 17世紀にかけての民間信仰に基づいた口承物語詩マンガルカービヤ maṅgalkāvyaの諸作品は,他のインド諸文学にはみられないベンガル文学独自のもので,アーリア文化と非アーリア文化の接触融合を示す。 19世紀以降,イギリス,ヨーロッパの文化,文学を受容する窓口となり,他のインド諸文学に先んじて近代文化を開花させ,影響を与えた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内のベンガル文学の言及

【インド文学】より

…さらに,外国からの支配者により比較的新しくもたらされたペルシア語と英語も,本国でつくられた作品を伝えると同時に,インドにおいても文学をつくっている。 しかし,素材と主題と様式との史的な展開を見せながら,今日まで作品を生み出してきているのは,インド,パキスタン,バングラデシュでは,ヒンディー文学,ウルドゥー文学,ベンガル文学,アッサミー文学,オリヤー文学,パンジャービー文学,シンディー文学,マラーティー文学,グジャラーティー文学(以上,インド・アーリヤ語系),タミル文学,テルグ文学,カンナダ文学,マラヤーラム文学(以上,ドラビダ語系)などに限られる。ただし,最近の地域主義的傾向のなかで,ビハール州のマイティリー方言,ラージャスターン州の諸方言で各種の作品を著し,マイティリー文学,ラージャスターニー文学を樹立しようとの動きもある。…

※「ベンガル文学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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