ホスホリパーゼC

栄養・生化学辞典 「ホスホリパーゼC」の解説

ホスホリパーゼC

 グリセロールのC1酸素ホスホジエステル結合しているリン酸の間の結合加水分解する反応を触媒する酵素総称.いくつかの酵素があり,特に信号伝達系の重要な酵素として近年注目されているのは,[EC3.1.4.10]と[EC3.1.4.11]の酵素.前者は,1-ホスファチジル-D-myo-イノシトールに作用してD-myo-イノシトール 1,2-サイクリックリン酸とジアシルグリセロールを生成し,後者は,1-ホスファチジルイノシトール-4,5-ビスリン酸ホスホジエステラーゼともよばれ,1-ホスファチジル-D-myo-イノシトール 4,5-ビスリン酸に作用してD-myo-イノシトール 1,4,5-トリスリン酸とジアシルグリセロールを生成する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む