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ホラゴケ Vandenboschia radicans (Sw.) Copel.

世界大百科事典 第2版の解説

ホラゴケ【Vandenboschia radicans (Sw.) Copel.】

光の乏しい林内の岩上などに生育する常緑性の小シダ。コケシノブ科に属する。ホラゴケは洞苔の意で,湿った岩洞に生ずることから名づけられた。根茎は長くはい,黒褐色の毛を密生する。分枝しながら伸び,もつれ合って広がるので,全体としてマット状になる。葉身は広卵状披針形,2~3回羽状に分裂する。包膜はコップ状で,胞子囊床が長く伸びる。葉面は細胞層1層でできているが,薄暗い林床などでは,光の加減で暗緑色にみえる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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