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「雪の家」の意。古来神々の住む神聖の山とされ,またインドの北の境と考えられてきた。その峡谷沿いにチベットに通ずる道があり,これによってインドから仏教がチベットに伝わり,またそれがヒマラヤ山麓に住む住民に布教された。ヒマラヤの山々の本格的な登山は19世紀末に始まる。1953年にはイギリス隊が最高峰チョモ・ランマ(エヴェレスト)の登頂に成功した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...