ヒマラヤ(英語表記)Himalaya

デジタル大辞泉 「ヒマラヤ」の意味・読み・例文・類語

ヒマラヤ(Himalaya)

《古代サンスクリット語で、雪の住居の意》インド亜大陸チベット高原との境を東西に連なる世界最高の大山脈パキスタンインドネパールブータン・中国にまたがり、西はインダス川から東はブラマプトラ川に至る。全長約2400キロ。東部に世界最高のエベレスト山(標高8848メートル)がある。

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精選版 日本国語大辞典 「ヒマラヤ」の意味・読み・例文・類語

ヒマラヤ

  1. ( Himālaya はサンスクリットで「雪のすみか」の意 ) インドとチベットの間にある世界最高の大山脈。パミールの南東方に連なり、狭義にはインダス川とブラマプトラ川に限られた弓形の山脈を、広義にはカラコルム、トランスヒマラヤを加えた山岳地域をさす。世界の八千メートル以上の高峰のすべてを含み、世界の屋根と呼ばれる。最高峰エベレスト(八八四八メートル)。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヒマラヤ」の解説

ヒマラヤ
Himālaya

「雪の家」の意。古来神々の住む神聖の山とされ,またインドの北の境と考えられてきた。その峡谷沿いにチベットに通ずる道があり,これによってインドから仏教がチベットに伝わり,またそれがヒマラヤ山麓に住む住民に布教された。ヒマラヤの山々の本格的な登山は19世紀末に始まる。1953年にはイギリス隊が最高峰チョモ・ランマ(エヴェレスト)の登頂に成功した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ヒマラヤ」の解説

ヒマラヤ

正式社名「株式会社ヒマラヤ」。英文社名「HIMARAYA Co., Ltd.」。小売業。昭和51年(1976)「有限会社岐阜ヒマラヤ」設立。平成3年(1991)「有限会社ヒマラヤ」に改称。同年株式会社化。本社は岐阜市江添。スポーツ用品チェーン。中部地区地盤に全国展開。野球・サッカー・テニススキー・ゴルフ用品などを販売。東京証券取引所第2部・名古屋証券取引所第2部上場。証券コード7514。

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