近縁(読み)キンエン

  • ごんえん
  • ちかき
  • 縁(ゆかり)

大辞林 第三版の解説

血のつながりの濃い関係。また、その人。 ⇔ 遠縁とおえん
生物種の分類で、両者が近い関係にあること。 -種ごんえん近縁
三縁の一。念仏の行者が仏に会いたいと思うと、仏がそれに応じて近くに来ること。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 血縁の近い親戚。
※公議所日誌‐五・明治二年(1869)四月「分家断絶の罪あるとき、本家近縁ならば、類族に縁ての罪咎は、憲法に於て遁る可らず」
② 生物の分類で、近い関係にあること。
〘名〙 仏語。念仏行者が阿彌陀仏の光明に摂取される三種の縁の一つ。行者が仏に会いたいと思うと、仏が行者の近くに来ること。→三縁。〔選択本願念仏集(1198頃)〕
① 近親の縁。血縁の近い者。
※源氏(1001‐14頃)竹河「かんの君の御ちかきゆかりそこらこそは、世にひろごり給へど」
② 親しい間柄。
※源氏(1001‐14頃)竹河「侍従の君も、若き心ちに、ちかきゆかりにて」

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