ボーベ大聖堂(読み)ボーベだいせいどう

百科事典マイペディア 「ボーベ大聖堂」の意味・わかりやすい解説

ボーベ大聖堂【ボーベだいせいどう】

パリの北,ボーベにある大聖堂正称はサン・ピエールSaint-Pierre大聖堂。盛期ゴシックの代表的建築。1230年−1240年ころから建築が始まり,13―14世紀におもな部分ができあがり,工事は16世紀まで続いたが,ついに完成しなかった。身廊部の天井の高さ48m,側廊部は21mの壮大なもので,大ばら窓やフランボアイヤン様式の窓などで有名。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android