マーンドゥーキヤ・ウパニシャッド(その他表記)Māṇḍūkya-Upaniṣad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マーンドゥーキヤ・ウパニシャッド
Māṇḍūkya-Upaniṣad

アタルバ・ベーダ』に所属する新しいウパニシャッドの一つで,ブラフマンを最高原理とし,聖音 oṃ (おん ) と覚醒,夢眠,熟睡および第四位を考察し,我の本質を説く。

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世界大百科事典(旧版)内のマーンドゥーキヤ・ウパニシャッドの言及

【オーム】より

…たとえば《ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド》では,aは《リグ・ベーダ》に,uは《サーマ・ベーダ》に,mは《ヤジュル・ベーダ》に配せられ,om全体で三ベーダ,そして窮極的にはブラフマンを表すとされる。さらに《マーンドゥーキヤ・ウパニシャッドMāṇḍūkya‐upaniṣad》では,aは覚醒時におけるバイシュバーナラ我,uは夢眠時におけるタイジャサ我,mは熟睡時におけるプラージュニャ我とされる。後世のヒンドゥー教になると,aは世界維持神ビシュヌ,uは破壊神シバ,mは創造神ブラフマーに配せられ,全体として三神一体である(トリムールティ)ことを表すものとされた。…

※「マーンドゥーキヤ・ウパニシャッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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