ムスリム商人

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ムスリム商人」の解説

ムスリム商人(ムスリムしょうにん)

アラブ隊商による商業活動は,少なくとも紀元前10世紀頃から知られている。イスラーム時代に入ると海上貿易も盛んとなり,東アフリカインド東南アジアから中国の沿海部各地にもくるものが多かった。内陸通商も活発で,北欧中央アジア,シベリア方面にまで往来した形跡がある。ことに9世紀頃から15世紀末にかけて,インド洋貿易の中心だったが,ヨーロッパ人の来航後は衰えた。

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世界大百科事典(旧版)内のムスリム商人の言及

【商人】より

…またイスラム社会における巡礼行為が,国家,社会,部族,宗派などの枠を越えて多くの人々に広く自由な商業活動を行う機会を提供した。ムスリム商人たちの広範な活動は,キャラバンと海運による交通運輸網の発達と併せて,共通語としてのアラビア語の使用およびイスラム法による商保障の確立という文化的背景に大きく支えられていた。とくにイスラム法は,商業活動によって生じる協同責任,委託商品と利得の配分,利子や損害賠償などをめぐる紛争問題を解決するうえの規範となった。…

※「ムスリム商人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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