メッセニア戦争(読み)メッセニアせんそう

世界大百科事典 第2版の解説

メッセニアせんそう【メッセニア戦争】

古代スパルタメッセニア征服と主要な反乱鎮圧のための4回の戦争。第1次(前743‐前724ころ)は,スパルタのメッセニア侵略戦争で,肥沃なステニュクラロス平野を占領し,その地のメッセニア人をヘイロータイとした。第2次は,前660年代前半にメッセニア人ヘイロータイの反乱で始まり,スパルタは,前650年代後半に反乱を鎮圧するとともにメッセニア全土を征服し,メッセニア人の大部分をヘイロータイの地位に落とした。

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世界大百科事典内のメッセニア戦争の言及

【スパルタ】より

…異説の当否のいかんによってはスパルタの国家成立過程,ペリオイコイヘイロータイの身分の由来についても根本的な見直しがせまられる。いずれにせよ,前8世紀中ごろまでには統一国家が形成され,その領域はスパルタ市を中心におおよそラコニア一帯に及び,前8世紀後半には,肥沃な土地を求めてメッセニアに侵入してステニュクラロス平野を併合し,その土地を貴族の間で分割し住民をヘイロータイとした(第1次メッセニア戦争)。ところが,前7世紀の半ばころ征服されたメッセニア人はアルカディアとアルゴスと結んで反乱を企て,第2次メッセニア戦争が起きた。…

※「メッセニア戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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