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メッセネ Messēnē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メッセネ
Messēnē

古代ギリシア,メッセニアの都市。現メッシナ。レウクトラの戦いとテーベ軍による第1次ペロポネソス侵入ののちに,エパメイノンダスにより,イトメ山の西麓に前 369年に要塞として建設された。要塞の堅固さはギリシア第1であったという。前 182年リュコルタスの率いるアカイア連盟軍に占領されたが,ローマ時代を通じて重要な地位を占めていた。遺跡は 1957年以降発掘が進められ,長さ約 9kmに及ぶ城壁の一部,約 9mの高さの塔,柱廊,劇場,集会場,競技場,アルテミス神殿などが発掘されている。現メッシナはメッシナ県の県都で,人口 27万 2461 (1991推計) 。

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世界大百科事典内のメッセネの言及

【メッセニア】より

…ミュケナイ時代にはアカイア人が住み,ピュロス王国などが繁栄したが,前1000年ころにドリス人が侵入,征服した。前8~前7世紀の2度のメッセニア戦争の結果,スパルタに併合され,大部分のメッセニア人はヘイロータイにされたが,前369年,スパルタを破ったテーバイの力で独立を回復し,中心市メッセネMessēnēを建設した。現在はカラマタを県都とする県になっている。…

※「メッセネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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