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メドベージェフ氏が大統領に めどべーじぇふしがだいとうりょうに

知恵蔵の解説

メドベージェフ氏が大統領に

2007年12月のロシア下院選挙で統一ロシアが圧勝した後、プーチン大統領はドミトリー・メドベージェフ第1副首相(42)を後継者に指名した。2008年3月に行われる大統領選挙では、プーチンの支持を得たメドベージェフが大統領に当選するのはほぼ確実である。大統領候補としては、セルゲイ・イワノフ第1副首相、ビクトル・ズプコフ首相などの名前も挙がっていた。プーチンは自らの影響力を保持するために、また強権派とのバランスをとるために、若くて彼への忠誠度が高く、シロビキ(軍・治安関係者)との関係が薄いメドベージェフを選んだものと思われる。メドベージェフはプーチンと同じレニングラード大学法学部を卒業し、1990年にサンクトペテルブルク市対外関係委員会議長だったプーチンの補佐官となった。プーチンとの密接な関係はこのとき以来で、プーチンの後押しで99年に政府官房副長官、次いで大統領府副長官に就任した。00年にガスプロム社(天然ガス独占企業)会長、03年に大統領府長官、05年に第1副首相に就任した。第1副首相としては、住宅、教育、保健、農業の4分野に関する国家プロジェクトを担当した。市場経済に理解のある比較的リベラルな考え方の持ち主とされている。メドベージェフは、大統領候補に指名されるとただちに、プーチンを次期首相に推薦した。

(袴田茂樹 青山学院大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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