メリー・ウィドウ

デジタル大辞泉プラス 「メリー・ウィドウ」の解説

メリー・ウィドウ

オーストリアの作曲家フランツ・レハールのドイツ語による全3幕のオペレッタ(1905)。原題《Die lustige Witwe》。題名はドイツ語で「陽気な未亡人」を意味する。裕福な未亡人ハンナをめぐる喜劇

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のメリー・ウィドウの言及

【コマールノ】より

…中世そのままの古い城砦は16世紀の対トルコ戦争,1848‐49年のハンガリー革命軍の対オーストリア防衛戦に重要な役割を果たした。喜歌劇《メリー・ウィドウ》の作曲家レハールFranz Lehár(1870‐1948)の生誕地。【稲野 強】。…

【レハール】より

…ドイツ人軍楽隊長とハンガリー人の女性を両親とするレハールは,プラハ音楽院でバイオリンと作曲を修め,応召して軍楽隊長を務めながら作曲に励んだ。1902年に軍務を退いて作曲と指揮に専念し,05年ウィーンで初演した《メリー・ウィドウDie lustige Witwe》でオペレッタ史上空前の成功を収めた。第1次大戦後はアメリカから押し寄せたポピュラー音楽に人気を奪われたが,名テノール歌手タウバーRichard Tauber(1891‐1948)のために書いた一連の作品(《ほほえみの国》1929など)で人気を回復した。…

※「メリー・ウィドウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android