未亡人(読み)ビボウジン

  • ▽未亡人
  • びぼうじん ビバウ‥
  • びぼうじん〔ビバウ〕
  • みぼうじん
  • みぼうじん ミバウ‥
  • みぼうじん〔ミバウ〕

大辞林 第三版の解説

みぼうじん未亡人
夫に死なれて共に死ぬべきなのに生き残っている人の意で、元来は自称の語
夫に死別した婦人。やもめ。寡婦。後家。びぼうじん。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 夫に死なれた妻。元来、夫は死んだのに死におくれている意の自称の語であったが、後、他人からいう語となった。やもめ。後室。後家。びぼうふじん。みぼうじん。
※江都督納言願文集(平安後)五「未亡人某、粛拝作礼、前白仏言」
※新粧之佳人(1886)〈須藤南翠〉一二「未亡人(ビバウジン)が貞操といふ文字に縛られて寡居(やもめぐらし)をする事は」 〔春秋左伝‐荘公二八年〕
〘名〙 (夫と共に死ぬべきであるのに、未だ死なない人の意) 夫に死なれた婦人。元来は自称の語であったが、後には他人からさしていう語となった。寡婦。後家。びぼうじん。
※一家内の珍聞(1904)〈国木田独歩〉「女主人は陸軍少佐の未亡人(ミバウジン)

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世界大百科事典内の未亡人の言及

【後家】より

…夫と死別した妻を一般的に後家,ヤモメと称したが,現在では未亡人という語が多く用いられている。しかしながらこの意味とは別に東北地方や北陸地方,伊豆諸島の一部などのように,ゴケヲイレル,ゴケイリ,ゴケカカなどといって後妻もしくは継母の意味で〈ゴケ〉が使われていることもある。…

【やもめ】より

…本項目では,配偶者を失って,その後再婚しないでいる者について記述する。 なお寡婦は,日本では後家,未亡人と呼ばれることが多いが,日本のかつての寡婦については,〈後家〉の項を参照されたい。【編集部】
[日本近代]
 第2次大戦前の社会事業は,〈鰥寡孤独(かんかこどく)〉を対象とするといわれた。…

※「未亡人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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