ラグランスリーブ(その他表記)raglan sleeve

翻訳|raglan sleeve

デジタル大辞泉 「ラグランスリーブ」の意味・読み・例文・類語

ラグラン‐スリーブ(raglan sleeve)

クリミア戦争のとき、英国のラグラン将軍が考案したという》洋服の袖型の一。襟ぐりから袖下にかけて斜めの切り替え線の入った袖。着脱が楽で、コートスポーツウエアに用いられる。ラグラン袖。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のラグランスリーブの言及

【袖】より

…その後,流行に合わせてさまざまな袖の形が生まれた。身ごろから裁ち出されたフレンチ・スリーブ(着物の袖に似ているところからキモノ・スリーブともいう),ドルマンというトルコ人の外衣の袖に似ているため名づけられたドルマン・スリーブ,クリミア戦争でラグラン卿が兵士たちのためにくふうしたというラグラン・スリーブ,タイト・スリーブ,パフ・スリーブなどが一般化している。【池田 孝江】
[和服の袖]
 袖は衣(そ)の手の意で,〈ころもで〉ともいった。…

※「ラグランスリーブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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