ロッビア,G.della(読み)ろっびあ

世界大百科事典(旧版)内のロッビア,G.dellaの言及

【ロッビア】より

…これはドナテロの〈カントリア〉と対作品である。後者の主要モティーフである踊る童子たちが身体の部分においては古代的形態をもちながら,顔面には測り知れぬ魔的な表情を浮かべ,全体の構成もきわめてダイナミックなものであるのに対し,ロッビアの作品では清朗な表情の人物たちが静的な動作で立ち並ぶ様が浮彫されている。このような特質が最大限に発揮されたのは,彼が青年時代に開発した,テラコッタの浮彫に釉薬を施し美しい色彩に仕上げる技法による作品においてである。…

※「ロッビア,G.della」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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