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ロッビア ロッビア della Robbia, Luca

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロッビア
ロッビア
della Robbia, Luca

[生]1399./1400. フィレンツェ
[没]1482.2.10.
イタリア,フィレンツェ出身の彫刻家。フルネーム Luca di Simone di Marco della Robbia。鋳金家に,またはロレンツォ・ギベルティに学んだといわれる。1431年,ドナテロとともにフィレンツェ大聖堂(→サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)から聖歌隊席(→カントーリア)の制作を委嘱され,1438年に完成。

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ロッビア
ロッビア
della Robbia, Andrea

[生]1435.10.20. フィレンツェ
[没]1525.8.4.
イタリア,フィレンツェ出身の彫刻家。フルネーム Andrea di Marco di Simone della Robbia。ルカ・デラ・ロッビアの甥でまたその弟子であり,やはり彩色テラコッタを得意とした。

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デジタル大辞泉の解説

ロッビア(Luca della Robbia)

[1400ころ~1482]イタリアの彫刻家・陶芸家。大理石や青銅による彫刻を制作する一方、釉(うわぐすり)を用いたテラコッタ技法を開発。

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百科事典マイペディアの解説

ロッビア

イタリアの彫刻家。ドナテロギベルティとともに初期フィレンツェ彫刻を代表する作家。美しい釉薬(ゆうやく)を施したテラコッタによる浮彫を得意とし,ナイーブな親しみやすさと流動的な生命感とが特色。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロッビア【Luca della Robbia】

1400ころ‐82
イタリアの彫刻家。フィレンツェに生まれ,おそらくギベルティの工房で金銀細工の修業をしたと思われる。最初の著名な作品はフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の大理石〈カントリア(聖歌隊席)〉(1431‐38)で,ここで彼は古代彫刻をモデルに,古代風の衣装をまとい,均衡のとれたプロポーションをもった完璧にルネサンス的な人間像を完成した。これはドナテロの〈カントリア〉と対作品である。後者の主要モティーフである踊る童子たちが身体の部分においては古代的形態をもちながら,顔面には測り知れぬ魔的な表情を浮かべ,全体の構成もきわめてダイナミックなものであるのに対し,ロッビアの作品では清朗な表情の人物たちが静的な動作で立ち並ぶ様が浮彫されている。

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大辞林 第三版の解説

ロッビア【Luca della Robbia】

1400頃~1482) イタリア-ルネサンス期の彫刻家。青銅や大理石彫刻による宗教的作品を制作。彩色テラコッタの技法の完成者としても知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロッビア
ろっびあ
Luca della Robbia
(1399/1400―1482)

イタリアの彫刻家、陶芸家。フィレンツェの人。1432年同地の彫刻家組合に加盟。彼は釉薬(ゆうやく)を施したテラコッタの創案者としてあまりにも有名で、紺地に白を主調とした人物像を配する独特の構図法で人々を魅了する。そのため、彼が若くして初期ルネサンスのフィレンツェにおける大理石彫刻の主導者の1人であったことが、ややもすれば等閑視されがちである。大理石彫刻でもっとも重要な作品はフィレンツェ大聖堂に設置すべく制作されたカントリア(聖歌壇、1431~38。現同聖堂付属美術館蔵)である。これは、ドナテッロがやはり同聖堂のために制作したカントリア(1433~39)よりも前に完成されたが、両者にみられる障壁に浮彫りで表現したプットー(幼児)のモチーフは、古代ローマの石棺から着想されたとみなされている。
 陶芸家としてのロッビアの代表作は、フィレンツェ大聖堂の新旧両聖器室の入口上部に取り付けられているキリストの「復活」「昇天」を主題とした半円形浮彫り、およびパッツィ家礼拝堂の内部を装う聖者や福音(ふくいん)書記者たちを表す円形浮彫りである(近年、礼拝堂の浮彫りを設計担当者ブルネレスキに帰する主張も現れている)。またフィレンツェのサンタ・トリニタ聖堂にある司教ベノッツォ・フェデリギの墓碑彫刻は大理石の横臥(おうが)像で、カントリアの浮彫りと並ぶ彼の傑作である。
 なお、彼の甥(おい)アンドレア(1435―1525)、アンドレアの2人の子ジョバンニ(1469―1529)、ジローラモ(1488―1566)らのロッビア一族も、ルカの創案になる施釉テラコッタで多くの装飾浮彫りを手がけている。[濱谷勝也]

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世界大百科事典内のロッビアの言及

【テラコッタ】より

…これらの多くはメキシコ市周辺の往時の村落の遺跡から出土したもので,極端にデフォルメされた像や比較的写実的な像などさまざまであるが,臀部が誇張されているところからおそらく豊穣や安産を祈願した地母神像と考えられる。 中世以降テラコッタはほとんど見るべきものもなかったが,ルネサンス期に再び浮彫や胸像の制作に用いられ,フィレンツェのルカ・デラ・ロッビアが釉薬で彩色したテラコッタのレリーフを制作するに及んで,以後テラコッタは建築装飾に新たな方向性を見いだした。また近代彫刻においてもマイヨールやJ.エプスタインをはじめ多くの彫刻家が大小のテラコッタの作品を手がけている。…

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