ローカルマニフェスト(読み)ろーかるまにふぇすと

知恵蔵の解説

政治理念、具体的な数値目標、達成期限、財源などが書き込まれ、検証可能な公約マニフェスト」の地方選挙版。北川正恭・元三重県知事らが2003年の統一地方選から提唱していた。同年秋の総選挙で政党マニフェストの配布が認められたのに続き、07年の統一地方選で初めて首長選でもビラとして配れるようになり、一気に全国に広がった。地方議会議員の選挙でも、掲げる会派や議員が現れ、いまや地方選の標準装備といわれている。 自治体財政の悪化が問題化するなか、税金使途や事業の優先順などを示す効果が期待されるが、抽象的な内容を羅列しただけの粗悪品も多い。

(坪井ゆづる 朝日新聞記者 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android