ヴァイマル文化(その他表記)Weimar Cultur

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヴァイマル文化」の解説

ヴァイマル文化(ヴァイマルぶんか)
Weimar Cultur

第一次世界大戦後に誕生したヴァイマル共和国が,ヒトラーの政権掌握によって崩壊するまでの14年間,大都市の現代大衆文化(モデルネ),アヴァンギャルド芸術を軸に成立した文化の通称。特に首都ベルリンの映画,演劇,カフェ,キャバレー,自動車レースなどの観客動員型スポーツは大衆(消費)文化を象徴。他方,国立バウハウス(1919年設立),ヴァルブルク研究所(20年),フランクフルト社会研究所(23年)などの領域横断的・学際的研究活動は,この「黄金の20年代」文化の先端的知的活動を代表。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む