現代外国人名録2016 「ヴィタリートレチャコフ」の解説
ヴィタリー トレチャコフ
Vitalii Tretiyakov
- 職業・肩書
- ジャーナリスト 元「独立新聞」総編集長・総発行人
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1953年1月2日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国モスクワ(ロシア)
- 学歴
- モスクワ大学ジャーナリスト学部〔1976年〕卒
- 経歴
- ノーボスチ通信社に入り、政治問題を担当。日本問題を「今日のソ連邦」に書いたこともある。1988年保守派のニーナ・アンドレアが投書した「ペレストロイカ反対論」に対する反論の記事を上司に止められ、同通信社を退社。「モスコー・ニューズ」に移り、編集局次長(政治担当)に。’80年ソ連共産党に入党したが、’90年離党。’91年モスクワ市議会のバックアップを受け、日刊紙「独立新聞(ニェザビーシモスチ)」を創刊。以後、総編集長、総発行人を務める。同紙は知識人や政治エリートなどを対象にどの政治党派、財界グループにもくみしない中立系新聞として高い評価を受け、ロシアを代表する高級紙の地位を確立。2001年オーナーのボリス・ベレゾフスキーに解任される。のち「政治クラス」誌編集長。強いロシア国家を主張し、プーチン3選論の主唱者の一人。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報