一房の葡萄(読み)ヒトフサノブドウ

デジタル大辞泉 「一房の葡萄」の意味・読み・例文・類語

ひとふさのぶどう〔ひとふさのブダウ〕【一房の葡萄】

有島武郎による児童文学作品。雑誌「赤い鳥」の大正9年(1920)8月号に掲載された、著者初の創作童話。著者の子ども時代の体験に基づく。本作を表題作とする童話集は、大正11年(1922)に刊行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「一房の葡萄」の解説

『一房の葡萄』

有島武郎
僕は小さい時に絵を描くことが好きでした。僕の通っていた学校横浜山の手という所にありましたが、そこいらは西洋人ばかり住んでいる町で、僕の学校の教師は西洋人ばかりでした。\(一九二二)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android