一把(読み)いちわ

精選版 日本国語大辞典 「一把」の意味・読み・例文・類語

いち‐わ‥ハ【一把】

  1. 〘 名詞 〙 束ねたものの一つ。ひとたば。稲の場合はおおよそ稲二抓(つまみ)をいい、江戸時代では、田一歩におよそ稲一〇把と概算された。一〇把を一束(いっそく)とする所と六把を一束とする所があり、一束を一刈と呼んだ。いつわ。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android