ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一水四見」の意味・わかりやすい解説 一水四見いっすいしけん 仏教用語。同じ水でありながら,天人はそれを宝石で飾られた池と見,人間は水と見,餓鬼は血膿と見,魚は自分のすみかと見るように,見る心の違いによって同じ対象物が異なって認識されること。唯識説で用いられるたとえ。一処 (いっしょ) 四見,一境 (いっきょう) 四見ともいう。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by