一眼二左足三体(読み)いちがんにさそくさんたい

精選版 日本国語大辞典 「一眼二左足三体」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 眼(がん)=二左足(にさそく)[=二早足(にさそく)]三体(さんたい)

武芸においてはまず第一に目をよく働かせること、第二に左足のかまえに注意すること(足をすばやく動かすこと)、第三に体を機敏に動かすことが大切であるということ。
※浄瑠璃・道中亀山噺(1778)六「一眼二早足(いちガンにサソク)、小太刀押取飛上り」

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