一襟(読み)ひとつえり

精選版 日本国語大辞典 「一襟」の意味・読み・例文・類語

ひとつ‐えり【一襟】

〘名〙 着物を幾枚も重ねて着る時、上の着物の襟で下の着物の襟をかくして、一枚のようにみせること。
※わらんべ草(1660)一「地うたひも、いくつ小袖をかさねきるとも、ゑりは一つゑりなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android