丈六新田(読み)じようろくしんでん

日本歴史地名大系 「丈六新田」の解説

丈六新田
じようろくしんでん

[現在地名]堺市西野にしの

もと南野田みなみのだとどろき池の芝地であった。河内国丹南郡に属する。元禄二年(一六八九)丈六村の助右衛門ほか二名が開発に当たったと伝えるが(大阪府全志)、享保一八年(一七三三)の草尾新田由来并年々聞書(児山家文書)によれば、元禄中期大野芝おおのしばの新開を幕府より許可された太田新蔵・浅田喜兵衛の開発で、高六石余。なお新田名称は、開発従事者が丈六村民であったことに由来するという。天保郷帳では丈六村の高に含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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