三千年鉱(読み)みちとしこう

最新 地学事典 「三千年鉱」の解説

みちとしこう
三千年鉱

michitoshiite-(Cu)

化学組成Rh(Cu1−xGex)0<x≤0.5の鉱物。立方晶系,空間群,格子定数a0.2977nm,単位格子中1分子含む。金属鉱物,銀灰色,モース硬度5,比重10.78。反射顕微鏡下で明灰色。RhX型の物質にはbcc型-CsCl型-ホイスラー型の秩序-無秩序構造が現れることがあり,一連の構造をもつ鉱物についてmichitoshiiteの根源名を与え,X接尾語で表現する命名法が提案された。michitoshiite-(Cu)は銅が主成分となる。ただしGeもまた必須成分であることから理想化学組成は「Rh(Cu1−x Gex)0<x≤0.5」のように定義される。この組成において出現する構造はCsCl型。熊本県美里町払川はらいがわに分布する単斜輝石岩体を起源とする砂白金鉱床において見いだされ,瘤を伴う砂白金粒について,その瘤の最表面層(~5µm厚)を形成。名称は愛媛大学の宮久三千年にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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