三思一言(読み)さんしいちげん

精選版 日本国語大辞典 「三思一言」の意味・読み・例文・類語

さんし‐いちげん【三思一言】

  1. 〘 名詞 〙 繰り返し考えたのちにことばに出すこと。ことばをつつしむこと。
    1. [初出の実例]「真光は、なましひなることをいひ出し、赤面してぞ立ちにける。これや、さんし一けん、思慮有るべきにや」(出典:曾我物語(南北朝頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android