デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真光」の解説 真光 しんこう 1280-1333 鎌倉時代の僧。弘安(こうあん)3年生まれ。時宗当麻(たいま)派の祖。智得の跡をついで相模(さがみ)(神奈川県)当麻の無量光寺の住持となる。遊行上人位を相続したと主張し,智得の法弟呑海(どんかい)と対立。呑海は相模藤沢に遊行派の清浄光(しょうじょうこう)寺をひらき,時宗は分裂した。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年5月8日死去。54歳。号は内阿弥陀仏,他阿弥陀仏。 真光 さねみつ ?-? 鎌倉時代の刀工。備前(岡山県)長船(おさふね)派。長光の子または弟子という。弘安(こうあん)-正和(しょうわ)(1278-1317)ごろの人。銘は「真光」または「備前国長船住人真光」。左近将監(しょうげん)を称した。太刀1口(ふり)が国宝。姓は平。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by