三組(読み)みつぐみ

精選版 日本国語大辞典 「三組」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ぐみ【三組】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 三つで一組のもの。三つを組み合わせて一揃いとしたもの。
    1. [初出の実例]「たまはりし木地三つくみのぬりものはうるしいうるしいかたちうけない」(出典:狂歌・卜養狂歌集(1681頃))
  3. 三つのものを一つに組むこと。また、そのもの。みつあわせ。
    1. [初出の実例]「廂髪の末を、三組(ミツグミ)のお下げにしてゐる」(出典青年(1910‐11)〈森鴎外〉一四)
  4. みつぐみさかずき(三組杯)」の略。
    1. [初出の実例]「からかったうへで三ツ組かしてやり」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む