…正二位権大納言に上ったが,1024年(万寿1)官を辞し京都の北山に出家隠棲する。大堰川に漢詩,和歌,管絃の三船をうかべ,その得意とするところによって人々を乗船させたとき,藤原道長をして,公任はどの船に乗るのだろうかと言わしめるほどの才があったという〈三舟の才〉の逸話に示されるように多才博識で知られ,道長全盛時の歌壇を代表する指導者の位置を占めていた。公任の著作活動は多彩であり,自身の和歌観を述べた歌論書としては,心姿相具をいう《新撰髄脳》,実作を格づけしてみせた《和歌九品(くほん)》などがある。…
※「三舟の才」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...