精選版 日本国語大辞典 「三船」の意味・読み・例文・類語 さん‐せん【三船】 〘 名詞 〙 平安時代、公卿などが宴遊の時、詩・歌・管弦のそれぞれの船を仕立て、各人の長所に従って分乗させたこと。また、その船。三舟。みつのふね。[初出の実例]「詩歌管絃の三の舟をうかべて、其道の人々をわかちてのせられけるに〈略〉三船にのるとはこれなり」(出典:古今著聞集(1254)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例