上万呂村(読み)かみまろむら

日本歴史地名大系 「上万呂村」の解説

上万呂村
かみまろむら

[現在地名]田辺市上万呂

中万呂村の南東に位置し、南は新庄しんじよう村、東は下三栖しもみす村。村域北部を熊野街道中辺路が通る。慶長検地高目録によると村高三二三石余、小物成二斗。江戸時代初期の田畑面積は二七町余、うち五割が田地。以降灌漑工事が行われ、宝暦一〇年(一七六〇)までに池三ヵ所(総面積一一町)が造られている(宝暦一〇年「三栖組差出帳」田所文書)。年貢以外の雑税として江戸中期以降、二分銀四五八匁余、糠藁代米六斗八升、役米五石弱、種借利米三石余を納めた(同帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 三光 社寺 新庄

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む