新庄(読み)しんじょう

日本大百科全書(ニッポニカ)「新庄」の解説

新庄
しんじょう

奈良県北西部、北葛城郡(きたかつらぎぐん)にあった旧町名(新庄町(ちょう))。現在は葛城市(かつらぎし)の南部を占める地区。1923年(大正12)町制施行。1956年(昭和31)南葛城郡忍海(おしみ)村を編入。2004年(平成16)當麻(たいま)町と合併、市制施行して葛城市となる。旧町域は、金剛(こんごう)山地東斜面から奈良盆地の一隅を占める。大阪府と接し、JR和歌山線、近畿日本鉄道御所(ごせ)線、国道24号、165号が通じ、南阪奈道路の葛城インターチェンジが近い。中心集落の新庄は近世初期桑山氏の小城下町であったが、のち幕府領となった。商業中心で、水田農業のほか、近年は蔬菜(そさい)・花卉(かき)栽培も盛ん。南東部の薑(はじかみ)ではショウガを特産したが、1990年代に入ると減少し、現在は生産されていない。工業は製薬や靴下、メリヤスの生産が有名。また、半導体、紙加工品、プラスチック加工などの工場が進出している。葛城山麓(さんろく)には屋敷山古墳や二塚古墳(ともに前方後円墳、国史跡)をはじめ多くの古墳がある。置恩寺の十一面観音立像、博西(はかにし)神社本殿、村井家住宅は国指定重要文化財。忍海に葛城市歴史博物館がある。

[菊地一郎]

『『新庄町史』(1967・新庄町)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「新庄」の解説

新庄
しんじょう

奈良県北西部,葛城市南部の旧町域。奈良盆地の南西部にある。 1923年町制。 1956年忍海村を編入。 2004年北に隣接する當麻町と合体し葛城市となる。西部は金剛山地の東斜面で,山腹に布施城跡がある。農業地帯で米作のほか野菜・花卉栽培が行なわれる。中心集落の新庄には伝統的な製薬業が立地。宅地開発も著しい。東部に柿本人麻呂をまつる柿本神社がある。国の重要文化財の村井家住宅,国指定史跡の屋敷山古墳,二塚古墳のほか古社寺も多い。一部は金剛生駒紀泉国定公園に属する。

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精選版 日本国語大辞典「新庄」の解説

しんじょう シンジャウ【新庄】

山形県北東部の地名最上川が流れる新庄盆地の中心都市。江戸時代は戸沢氏六万八千石の城下町として発達。奥羽本線陸羽東線陸羽西線が交わる交通の要地。平成一一年(一九九九山形新幹線が新庄まで延伸された。昭和二四年(一九四九)市制。

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