上吹入村(読み)かみふきいれむら

日本歴史地名大系 「上吹入村」の解説

上吹入村
かみふきいれむら

[現在地名]芝山町上吹入

下吹入村の北東高谷たかや川左岸に立地する。「かみふきれ」ともよぶ。文明一一年(一四七九)一一月二八日の常顕宛行状(東京大学史料編纂所影写本香取文書)に「武射賀茂郷上吹入村」とみえ当地が香取隼人に宛行われている。正保国絵図に村名がみえ、高二〇三石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では吹入組に属し、旗本大道寺領。同氏は寛文元年からの知行(「寛政重修諸家譜」など)。寛政五年(一七九三)の高二〇七石余・家数三四、大道寺小膳領(上総国村高帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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