上杉家御年譜(読み)うえすぎけごねんぷ

日本歴史地名大系 「上杉家御年譜」の解説

上杉家御年譜(上杉家年譜)
うえすぎけごねんぷ

一四部三二五冊

原本 市立米沢図書館

解説 米沢藩の編年体による藩政記録で、天和三年藩に公設記録方が置かれ、矢尾板三印ら三名が「御当家御記録編輯御用」を命じられたことから編纂が始まり、元禄八年に謙信公御年譜(二〇冊)、同一六年に景勝公御年譜(三〇冊)が編まれ、宝暦四年には七代藩主宗房までの年譜が藩儒片山紀兵衛、片山俊英らによって完成された。以後、最後の一三代茂憲まで歴代藩主の年譜が片山家によって編まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android