日本歴史地名大系 「上田藩村明細帳」の解説 上田藩村明細帳うえだはんむらめいさいちよう 八四冊 上田藩著成立 宝永三年写本 寛政三年の書写本横関早苗、不足分は他の伝本による解説 宝永三年(一七〇六)仙石政明が信濃国上田から但馬国出石へ、松平忠周が但馬国出石から信濃国上田へ転封の際作成された信濃国上田領全村(小県郡八一ヵ村、更級郡八ヵ村、高五万八千石)の差出帳を収録したもの。当地方における江戸中期の村の様子を知る資料として重要。その構成は上巻(小県郡小牧村ほか二八ヵ村の村差出帳)、中巻(小県郡前山村ほか二七ヵ村の村差出帳)、下巻(小県郡染屋村ほか二三ヵ村、更級郡稲荷山村ほか六ヵ村の村差出帳及び宝永三年信濃国小県郡更級郡旧知郷村高帳)。活字本 大日本近世史料上中下三巻 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報