下に置かれず(読み)したにおかれず

精選版 日本国語大辞典 「下に置かれず」の意味・読み・例文・類語

した【下】 に 置(お)かれず

  1. ( 「置かれず」の「れ」は可能の助動詞 ) 下座にはおけない。粗略にできない。丁重に扱わなければならない。
    1. [初出の実例]「白髪はわたくしのなき心にて したにをかれぬ物もこそあれ」(出典:俳諧・野集(1650)六)
  2. ( 「置かれず」の「れ」は受身の助動詞 ) 粗略な扱いを受けない。丁重にもてなされる。
    1. [初出の実例]「其後おいまも西垣のうちを訪ね下にも置かれず款待(もてな)された」(出典:杏の落ちる音(1913)〈高浜虚子一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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