下大沼村(読み)しもおおぬまむら

日本歴史地名大系 「下大沼村」の解説

下大沼村
しもおおぬまむら

[現在地名]真岡市下大沼・松山町まつやまちよう

鬼怒川左岸平坦地とその東方に続く段丘上にまたがり、南は加倉かくら村。古くは大沼村・上大沼村と一村をなし、それら両村および粕田かすだ村などの間に各村の多くの飛地が錯雑している。享禄二年(一五二九)二月一〇日および同五年八月一〇日の某充行状(石川文書)に「中村之庄下青沼」とみえ、石川左京進に恩賞として五貫文、抱分として一間一町分の地が与えられており、下青沼しもあおぬまは下大沼のことと考えられるが、この二通の文書には研究の余地がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む