下大牧村(読み)しもおおまきむら

日本歴史地名大系 「下大牧村」の解説

下大牧村
しもおおまきむら

[現在地名]八開村下大牧

東は赤目あかめ村、西は木曾川に面する村。「徇行記」によれば、概高四〇八石余のうち三六二石余は藩士七人の給知。田は一二町八反六畝余、畑は二〇町五反八畝余。「寛文覚書」に戸数四七、人数二三九とある。「徇行記」は「村立ハ大体ヨキ所ナリ、福田準縄トイヘル医師富戸ニテ高二百五十石ホトモ持、先代ハ名ヲ孫市ト唱ヘ庄屋ヲツトメタル家ナル由、其余ハ皆小百姓多ケレトモ高平均ノ所ナルカ為差貧民モナシトナリ、此辺地高ニシテ田面水潦ノ深タマリモナシ」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android