精選版 日本国語大辞典 「下思」の意味・読み・例文・類語 した‐おもい‥おもひ【下思】 〘 名詞 〙① 心の中に隠していて、表には出さない思い。心の底に秘めた恋心など。したもい。[初出の実例]「湖葦(みなとあし)に交じれる草のしり草の人みな知りぬわが裏念(したおもひ)は」(出典:万葉集(8C後)一一・二四六八)② 目下の者を思いやること。目下の者をいつくしむこと。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例