下据う(読み)おろすう

精選版 日本国語大辞典 「下据う」の意味・読み・例文・類語

おろ‐す・う【下据】

  1. 〘 他動詞 ワ行下二段活用 〙 ( 「おろしすう(下据)」の変化した語。上代東国方言 ) おろして据える。
    1. [初出の実例]「難波津にみ船於呂須恵(オロスヱ)八十櫂(やそか)抜き今は漕ぎぬと妹(いも)に告げこそ」(出典万葉集(8C後)二〇・四三六三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android