デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下河辺拾水」の解説 下河辺拾水 しもこうべ-しゅうすい ?-1798* 江戸時代中期-後期の浮世絵師。京都の人。画風は西川祐信(すけのぶ)にちかく,安永4年(1775)刊「伊呂波(いろは)歌」,8年刊「絵本満都鑑(まつかがみ)」など,絵本や絵入り教訓本の絵をえがく。当代風俗をうつした細見,地誌,滑稽(こっけい)本の挿絵を多数手がけた。寛政9年12月30日死去。名は行耿。別号に紙川軒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例